仕訳の練習が進まない理由として、「まとまった時間が取れない」を挙げる人は多いです。
でも実際は、1問だけ解く・移動中に確認する・寝る前に見直す、この3つを習慣にするだけで、仕訳の感覚はかなり身につきます。
この記事では、時間がない社会人や初心者が実践しやすい「スキマ時間ルーティン」を具体的に紹介します。
仕訳が進まないのは「時間がない」せいではない
簿仕訳の練習が止まってしまう原因は、時間不足ではなく「やり方の設計ミス」であることがほとんどです。
よくあるパターンはこうです。
- 「30分以上確保できないと勉強できない」と思っている
- テキストを最初から読み直そうとしてしまう
- 仕訳帳やノートをわざわざ開かないといけない状態になっている
これらはすべて、「勉強のハードルが高すぎる状態」 です。
仕訳は、1問でも毎日触れるほうが、週に1回まとめてやるより定着します。
これは記憶の仕組みから見ても明らかで、短い間隔で繰り返し接触することで記憶が定着しやすくなります(分散学習の原則)。
つまり、短時間でいい、むしろ短時間のほうがいいということです。
スキマ時間でできる仕訳ルーティン5選
朝の5分|1問だけ解く
通朝の準備の合間や、コーヒーを飲みながら1問だけ解きます。
目的は「ウォームアップ」です。解けなくても問題ありません。
答えを確認して終わりでOKです。
ポイントは「1問だけ」と決めること。
「やろうと思ったらもう少しできた」が理想の状態です。
通勤・移動中|仕訳カードを見るだけ
電車やバスの中では、問題を解かなくてOKです。
仕訳カード(自作またはアプリ)を「見るだけ」にします。
見るだけでも、繰り返すことで「あ、これ見たことある」という感覚が生まれます。
これが思い出す力の土台になります。
昼休み|3問テスト形式で解く
昼休みの10〜15分を使って、3問だけテスト形式で解きます。
時間を計ることで「試験に近い感覚」を維持できます。
答え合わせは後でもOKですが、できれば昼休み中に終わらせるとスッキリします。
夜の寝る前|間違えた問題だけ見直す
寝る前の5〜10分は、復習タイムに使います。
その日間違えた問題、または「なぜそうなるのか」が曖昧だった仕訳を1〜2問だけ見直します。
「全部復習しよう」と思うと疲れるので、間違いノートに書いた問題のみ を対象にします
週末の30分|苦手な仕訳をまとめて整理
週に1回、苦手な仕訳のパターンをまとめて整理します。
このとき「なぜこの勘定科目なのか」を言語化することが大事です。
例えば、
- 「仮払金」と「前払費用」の違いを自分の言葉で説明できるか
- 「減価償却」の仕訳の流れを書かずに説明できるか
このレベルで整理できると、応用問題にも対応できるようになります。
スキマ時間ルーティンを続けるための3つのコツ
コツ1|問題集を「すぐ開ける状態」にしておく
スマホのホーム画面に問題アプリを置く、
問題集を机の上に出しっぱなしにしておくなど、
「開く手間」を減らすことが大事です。
最初から完璧を目指すと、勉強時間が重くなります。
コツ2|「今日は何問解いた」より「今日触れたかどうか」を重視する
1問でも触れた日は「勉強した」とカウントします。
「5問解かないと意味がない」という思い込みが、続かない原因になっていることが多いです。
コツ3|「解けなかった日」のリカバリーを決めておく
「今日できなかったら明日の朝に2問やる」というルールを決めておくと、「今日できなかった=終わり」にならずに済みます。
まとめ|仕訳はスキマ時間に積み上げるもの
| タイミング | 時間の目安 | やること |
|---|---|---|
| 朝 | 5分 | 1問だけ解く |
| 移動中 | 5〜10分 | 仕訳カードを見る |
| 昼休み | 10〜15分 | 3問テスト形式 |
| 寝る前 | 5〜10分 | 間違い問題だけ見直す |
| 週末 | 30分 | 苦手な仕訳を整理 |
仕訳は、まとまった時間より「毎日少しずつ接触する」ほうが定着します。
今日からできることは、「1問だけ解く」 こと、それだけです。
この記事を書いた背景
社会人受験生の多くは、「勉強時間が確保できない」という悩みを持っています。
でも実際の試験対策で効果があったのは、「毎日5分触れる」を続けた人たちです。
このブログでは、働きながら簿記を学ぶ人向けの実践的な勉強法を紹介しています。
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